日本財団 図書館


子ども地域環境シンポジウム in 奈良

 

開会式

 

〔(社)日本青少年育成協会会長挨拶〕
会長の田中でございます。日本青少年育成協会は、社団法人として認められましてからまだ2年しかたっていない若々しい会でございます。

 

016-1.gif

 

事業と致しましては、ボランティアを育成するということ、あるいは登校拒否であるとか、いじめの問題等のカウンセリング、それから国際交流、この三つが事業の柱でございます。しかし、その中でもボランティア活動というのがこの会のメインの仕事でございます。
今回のこの事業に際しまして、助成金を出して下さいました日本財団((財)日本船舶振興会)会長の曽野綾子さんのお書きになったものの中で“受くるより与うることが幸いなり”という聖書の言葉、これがボランティアの精神だということをおしゃっておりました。
今日の催しの中に‘環境ボランティア活動’というのが最終目的になっております。このボランティア活動を中心とする今回の事業を、総務庁の青少年対策本部が後援して下さいました。また、環境間題を取り扱っておりますので、環境庁が後援して下さいました。そしてこの事業が学校五日制に関しましても非常に有力な手段であるということで、文部省が後援をして下さいました。
で、本日、前の文部省の、初等・中等教育局長をおやりになりました菱村先生に来ていただきまして、この学校五日制のお話をしていただくことになっておるわけです。ですから、今後は若い人にどんどんボランティア活動等をしていただいて、環境問題、高齢者問題等この日本の色々な問題を解決していくために、今日の催しは非常に有効であるということで、官庁も賛成をしてくれたわけです。
今日を出発に致しまして、今後どんどんこれを日本中に広げていきたいというのが我々の考えです。今日が実りのある催しになることを主催者と致しましても期待している次第でございます。本日は多数ご参加下さいまして、どうもありがとうございました。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION